ドライバー職人・まーちゃんが行く   ヘッドライト・ヒカリキンメダイ

ブルーコーナーマガジン, 水族館への生体販売 

明るくなるのが早くなりました!朝の4時半でもヘッドライトは必要ないくらいの明るさ

誰もいない海に行きタモ網を振り回すのに懐中電灯はいらない!

海で楽しめる時間が長くなるのは嬉しいですね。

 

ヘッドライトの点灯は誰のため?

この時期は夜7時近くになっても明るいので、冬に比べてヘッドライトを点灯させるタイミングがバラバラ。

最近の乗用車は自動点灯で、トンネルなどに入った時にスイッチを自動の位置に設定していればセンサーが

感知してくれて勝手に点灯する装置が普及したので、わざわざ点灯することを意識していないドライバーの

方も多いのではないでしょうか。

 

雨の降った後や、路面がぬれている夕方などに目立つのですが、とっくに日は暮れて9割以上の車は点灯しているのに

怖くないのだろうか、周りで見ているこちらの方がひやひやするくらいの状況でも

ヘッドライトを付けずに走行しているドライバーさん、昔と比べて多くなったような気がします・・・

 

道路交通法において

 

自動車の前照灯には、通常、ロービームハイビームが備えられていて

法令上の名称は、ロービームが「すれ違い用前照灯」、ハイビームが「走行用前照灯」となっており

夜間(日没から日の出まで)やトンネルは点灯させること、となっています。

 

この日没から日の出までという、感覚的?な決まりが薄暮時の事故を招いてきたことを踏まえて

今年の4月から自動点灯装置(本年度4月以降に販売される新型車に適用)の装備の義務化になったようです。

(走行用前照灯とあることからもわかるように、基本はハイビームなんですが、都市部を走行するときはローにしないと他車が眩しい)

 

高速道路を走行中のトラックからの見え方

全長が200m以上のトンネルや、山間部などトンネルが連続する区間を走行中に

ヒヤッとすることがありませんか?

昔と違って高速道路のトンネル内は明るくなっており、ヘッドライトを付けなくても自分からは前方は見づらくなく

まわりを走行している車も見るのでしょうが・・・

ヘッドライトを付けている車の影になったりするので、トラックのサイドミラーでは確認がしづらい時があります

大型の最高速度と乗用車の制限速度の開きが20㎞あるうえに、車間距離をとらずに追い越し車線を飛ばしている車などに

突然現れたようにビックリ!ヒヤッとしたことも何度かあります

明るいボディーカラーの車はなんとか見えても、黒や紺色のボディカラーを運転されている方、気を付けてくださいね

トラックから見えてないかもしれませんよ

自分が事故に巻き込まれないようにするためにも、是非ヘッドライトの点灯を確認してを走行していただければと思います。

 

認識してもらいましょう、アピールしましょう!

 

発光する魚は何?と聞かれて皆さんはどんな魚を思い浮かべますか?

自分と同じ50代の方々はチョウチンアンコウと言われる方が多いのではないでしょうか。

今では当たり前のように、映像検索すると実物が見られるチョウチンアンコウ。CGで頭の前にぶら下がった提灯の発光まで再現されているので、実写と間違えるほどの映像もありますが子供の頃の図鑑では挿絵が載っているだけで、実際の発光具合は想像の域を出ませんでした。

実際に発光している魚を見たのはヒカリキンメダイという魚でした。初めてヒカリキンメダイのフラッシングを実際に見た時は感動しました。部屋を真っ暗にした中で観察した100匹ぐらいの点滅、ピカピカしながら左右に広がったり川の流れのようになったり、驚きました。

ヒカリキンメダイは発光器官を持っているのではなく発光バクテリアが共生していて、ヒカリキンメダイの目のしたにある膜のようなものを動かすことによって点滅しているように見えています。

点滅する理由は暗闇の中で群れを形成するため?お互いを確認しあううためであるとか。

深海魚の仲間が自分の影を無くすために発光するという理由とは違い、仲間と交信するため?という研究発表がありますね。

                       目の下、米粒型の白い部分が発光部分

まわりに優しいヘッドライトの使い方、事故を防止するためにも夕暮れ時の早めのヘッドライト点灯

自動車社会に例えるなら、深海魚の発光は目くらましの手段で、その目くらましを発生させるのが対向車の眩しいハイビーム

ヒカリキンメダイの発光は、薄暮時や街灯のない夜間の山道を走行してくるだろう対向車に自車の存在をアピールするヘッドライト

ヘッドライトも使い方次第で相手に迷惑・不快感を与えますし、すれ違いの困難なカーブが連続する薄くらい山道では日中であってもヘッドライトの明かりがあることによって、自車の存在・相手の存在を確認しやすくなりますね。

                     暗闇水槽でうごめくヒカリキンメダイの群れ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

                                       残念ながらヒカリキンメダイを運んだことがないトラック。積んでみたい!

 

ヘッドライト・発光という言葉から連想されるプロレスラー・マスクマン・ルチャドールといえば

       強引ですがイホ・デ・エル・サントではないでしょうか⁈ シルバーのキラキラしたマスクで絶対にガッカリさせない試合内容

              シングルマッチでも、タッグマッチでも安定感抜群のレスリング、飛び技もグランドも溢れでるテクニックで見せてくれますね!

 

 

                         escrito por  acuario pez portador