毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。
本日ご紹介する生き物は…なんとも奇妙な姿?色彩?をした巻貝になります!
ブルーコーナーにとっても久々にやってきた生き物でしたので、うれしくなっちゃいました~
ハルカゼヤシガイ(Melo melo)
画像では大きさが伝わりづらいかもしれませんので…この個体で16㎝程!そう!デカいんです?
また食性も変わっており、主に巻貝を食べます。貝が貝を食べるという肉食性の巻貝になります!
捕食シーンは主に夜間なのか見る機会は少なく、翌日水槽を覗くと空になった餌の巻貝の殻が転がっています!?!?
そして稀に「メロパール」なる真珠を持っている個体もいるそうで、一攫千金も夢ではない巻貝となります(笑)
やはり目が行くのが、このゼブラ柄!
シマウマの場合は背景に紛れ込みやすいようになっていると言われていますよね。
さてこのハルカゼヤシガイの場合も同じなのでしょうか?海底にいると目立たないのか…?
水槽内では主張が強すぎて、目立ちまくっています?
ちなみにハルカゼヤシガイの体は、貝殻から大きくはみ出ていると思いませんか?
貝殻と体の比率がおかしくないか?そこに気づいたあなた!さすがです!!
実はハルカゼヤシガイは殻の中に全て体を収納することができません。
お肉はみ出ちゃいます?
ゼブラ柄であること、お肉はみ出ちゃうこと…これらを考えると自然界では、身を隠してはいるけど、脅威となる外敵も少ないのかもしれませんね。
海外の漁師さんに
「こんな気持ち悪い貝を買うのは、世界でもブルーコーナーくらいだ!」とも言わしめたハルカゼヤシガイ。
流通する機会も少ないのではないかと思われます。
ちなみにスタッフの間ではハルカゼヤシガイと毎回呼んでいては長いので、学名の「Melo melo」から「メロメロ」なんて呼んでいます。
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