ドライバー職人 まーちゃんが行く 目

ブルーコーナーマガジン, 大型活魚トラック輸送, 水族館への生体販売 

今朝の沼津は曇り空のなかに鮮やかなブルーが見え隠れております。

予報では降ったりやんだりですが、ブルーコーナーから見える範囲の海は静かです。

昨晩は大きな雷がときおり鳴り響きました。久しぶりにゴーンという雷鳴に驚きましたが、皆様のお住まいの地域はいかがでしたか?

今回の台風で被害にあわれたかた、お見舞い申し上げます。日常生活が早く取り戻せることをお祈りいたします。

 

大きな目

気象衛星で見られた台風の目、今回はクッキリとハッキリしてましたね。

一点だけ雲が無い大きな白い渦に囲まれた、まさしく目でした。

今朝の4時頃には温帯低気圧4に変わったようですが、三日前の気象衛星画像では伊豆半島が入るくらいの目の大きさ。

英語ではEye wallと呼ばれるようで、その壁に突入していた昔の気象観測飛行機隊員、考えるとゾッとしますね。

瞬間風速が70mの中を飛行機はまっすぐ飛べるのでしょうか?

沖縄に向かう飛行機が悪天候にあい、何度もエアポケットに入りました。不覚にも気持ち悪くなってしまった私は、台風の中を飛ぶなんて想像したくありません。

ちなみにトラックを運転しているのに恥ずかしいのですが、他人の運転では車酔いしてしまいます。

 

魚の台風対策

水中から台風をどのように感じているのでしょうか?

沿岸域ですと、降水量によって山・川からの雨水で濁りが出たり表面水が薄くなったり

風により波・うねりが出て底の堆積物・砂なども巻き上げられるほどかき混ぜられ、魚達も泳ぐのもまままならない。

台風が3日後に上陸するから、それまでに避難場所を確保するなんて出来なそうですが。

ある程度の沖合・水深がある海域に棲んでる魚達は文字通り深場に避難するのでしょうか。

増水した川の流れを見ると、アユなどは流されてしまわないのか?と

魚の目

岸壁から海の中を覗き込むと、水中から上にいるこちらの姿がハッキリ見えているように魚が逃げていきますね。

基本水平姿勢で泳いでいる魚から屈折して広範囲が見えているようで、地上から海の中を見るよりも水中からの方がハッキリとらえられるようです。

良く聞かれる話に、シイラはトビウオの着水点を読んでいるというのがあります。同じ海面近くを泳いでいるトビウオをシイラは捕食対象としています。

シイラに追われたトビウオは水中から飛び出し海面を滑空しますが、飛んでいるトビウオを海の中から確認できているようで、トビウオが着水した瞬間にシイラは捕食できます。ジャンプして捕食するのではなく、着水するまで同じスピードで泳いでいるのです。

以前にも書きましたがマグロ類の海上畜養をしていた時、空中の餌をしっかり認識して着水点で素早く捕食しています。

キハダ・クロマグロ・カツオ・スマの4種類を畜養していましたが、着水点への反応はカツオがピカイチでした。

餌を投げる腕の振り方のスピードを変えても、投げる角度を変えても餌を確実に補足していました。

人間の目は水晶体を膨らませたり細くしたりすることで焦点を合わせていますが、魚は水晶体の大きさは変えず前後に傾けることで焦点を合わせています。

なので人間よりも焦点合わせのスピードが速いそうで、シイラ・カツオを含め反応スピードが速いようです。

                              テールスポットブレニーの目

危険を予知するには目も音も

魚は餌を投げる音、人間の腕の振り降ろす音は聞こえてないはず。

見通しの悪い交差点では、窓を少し開けてせまりくる車の音・歩行者の話声・自転車の走行音など耳から危険を察知。

目と耳、視力と聴力で交通事故を防ぎましょう。

最先端技術を搭載した乗用車では見通しの悪い路地から車の頭を出せば、近づいてくる車を感知してくれるようですが・・

 

明日は金色の目のお魚を積んで、このトラックは走りますよ~

 

 *目という単語から想像するプロレスラー・マスクマン・ルチャドールといえば

     アメリカのAll Elite Wrestling 通称AEWに参戦している

          Orange Cassidy オレンジ・キャシディですね!

  ティアドロップのサングラスをかけ、デニムの上下でリングイン。上着のデニムは脱ぐのですが、サングラスを付けたままゴングが鳴ります。

  そして、両手をポケットに突っこんだまま相手のレスラーと・・・1度ご覧ください!サングラスを外すタイミング、両手をポケットから出すのか出さないのか・・

 

                     escrito por  acuario pez portador