毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。
今週はお魚ではないけれど、とてもユニークで愛嬌のある生き物をご紹介したいと思います。
なかなか神経質な面もあり、輸送においてとても手を焼く生き物でもあります?
バンダコウイカ(Sepia bandensis)
そう!コウイカということで本日の主役は「イカ」で御座います。
やや聞きなれない名前ですが、日本近海ではなくフィリピンより輸入された個体となります。
先週入荷しており、水槽内の環境にも慣れ始めてきました。
最近では給餌の棒から直接餌を食べるまでになりベタ慣れです♪こうなると販売したくなくなってしまうんですよね~笑
普段は画像のように水槽内の岩や障害物の影でジッとしています。
餌の時間やビックリすると体色を瞬時に変えたりと見ていた全く飽きない生き物です!本当に面白い!!
なんだかわかりますか?
実は「コウイカの仲間の卵」になります!
おそらくバンダコウイカだとは思われますが、親の種類が不明なため「コウイカの仲間」とさせていただきます。
まさにブドウみたい!ピオーネくらいかな?デラウエアくらいかな?←ブドウ好きならわかるはず…
孵化が近づくと、黒い色が薄く透明に近くなります。
そのため卵内の赤ちゃんの様子を観察できます!数ミリ程度と小さいですが、姿かたちは親と同じコウイカの形をしているため可愛さ満点です!!
しかし、イカの仲間全般に言えることですが、非常にデリケートで非常に神経質なんです!
そのため輸送やパックする際には細心の注意を払います。
どんなに気を付けていても、驚いて墨を吐いてしまったりとスタッフ泣かせな生き物でもあるんです?
今ならベタ慣れのコウイカをストックしておりますので
コウイカを飼ってみたい!観察したい!展示したい!などなど、お探しの場合はチャンスですよ?
ご不明な点も丁寧にご案内させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。