皆さん、お疲れ様です。繁殖コーナー担当のタイユーです!
この間の台風は直撃は逃れましたが、その代わりかここ数日は天気が優れない日が続いております。
寒暖の変化も激しいので体調管理をしっかりしていきたいこの頃です。
では、本日の主役はこちら!
こちらはクロサギの幼魚です!
クロサギは海水域だけではなく、淡水域や汽水域にも生息している魚です。
地方では食用として流通しており様々な名で呼ばれています。沼津市では「アゴナシ」と呼ばれており、
その理由としてクロサギの特徴である「口が下方に伸びて筒状になる」ことから
その名がついたとされています。
また観賞魚としての価値ですが、一般家庭で飼われている方は少ないようなイメージです。
ただ特徴的な口や、クロサギという名前が鳥や有名な映画と同じ名前をしているため
水族館やイベント会場での企画展示の生き物として人気があります。
そんなクロサギですが養殖対象種としては扱われていません。
現状非常に安値で扱われているためマグロやウナギのように注目はされていませんが、
慣れれば人工飼料もよく食べてくれるので安定した生産が見込めるかもしれません。