今週末は台風がやって来そうです。10月の風物詩と言ってよいのでしょうか。
お付き合いさせていただいている漁師さんたちのお話でも、10月は台風の影響を受けるから予定がたてづらいそうです。
こちらが1か月前に予約を入れて魚の積み込みをお願いしても「直前にならないとわからないぞ」と諭されてしまいます。
工場ラインで製造しているものと、自然を相手にするものとの違いを、いつも漁師の方々から教わります。
漁師さん達の口数は少ないのですが、綺麗な魚を出したいという職人としてのプライドを感じられます。
ありがとうございます。
狭い所は得意
漁師さん達の港はなかなか広い所がばく、いつもトラックを付ける時は緊張します。狭い所は嫌いではないのですが
夜明け前の真っ暗闇の中でトラックを岸壁ギリギリに停車させるのに、少しドキドキします。
大型車が停めやすい場所、積み込みしやすい場所、なかなか少ないですね・・
顔を出しての後退アプローチ、カッコいい!
時折、高速道路のSAやPAで大きなトラックが普通乗用車の駐車スペースに停まっているのを見かけます。
何も仕切りがない広いスペースならともかく、大型では進入が厳しいようなアプローチラインをよく通れたなあと感心する場所も。
路線運行されているトラックや、長距離運行の運転手の方に対して高速道路の駐車スペースは優しくありません。
走行台数に対して圧倒的に駐車スペースが足らなすぎるのです。なので大型スペースで溢れてしまったドライバーさんが小型スペースに入らざるを得ない状況に。
現実的ではないのかもしれませんが、大型車専用のサービスエリア・パーキングエリアが確保されれば長距離運行時も安心して計画的に運行できるのでは。
一方逆のパターンはどうでしょうか。乗用車のエリアにまだまだ空きスペースはあるのに大型スペースに停める乗用車のドライバーさん。
なぜ乗用車スペースに入らずトラックのスペースに入ったのでしょうか。
トラックの後ろをついていったら間違ってしまったり、案内表示の見落としで大型エリアに進入してしまった、など…視覚的な原因もあるかもしれませんが
ひょっとすると大型車の駐車スペースが好きなんだ!というドライバーさんもいるかもしれませんね。
マナーを守れば駐車スペース不足は解消される、という単純な問題ではなさそうですが、自分のことだけを考えず周りのドライバーのことを思いやる状況に
なれば少ない駐車スペースの問題も交通事故も減っていくのではないかと思ったりします。
居心地のいい場所
以前にも書きましたが、皆さんお好きなサービスエリアがあるかと思います。自分のお気に入りの場所は皆さんの大事な場所ですよね。
水槽の中にいる生体も同じで、そんな隅っこにいてないで水槽いっぱいに泳いだり歩いたりすればいいのにと思うことがあります。
生体にとってしっくりする場所が状態良く飼育できる環境だとするならば、無理に隅っこから引っ張り出すことは無いですね。
居心地が良い場所が無い水槽に入れることはしたくありませんし、元気な生体の姿を愛でるのが目的なのに、ストレスを過度に与えてしまうなんて。
その生き物の生態や性格を見極めて水槽の大きさやレイアウトを考える。生体と長く付き合うためには自分の描いた水槽に無理やり押し込めるのではなく
生体に寄り添った水槽にあわせていく方がいいですね。
日中は岩穴やサンゴの隙間で潜むのが好きな?ゴシキエビ
漁師さんのところから水族館へ生体を届けるのにはどうしても狭いスペース、限られたスペースになってしまいます。
なるべくストレスが無いようにと、急発進・急停車をしないようにアクセルペダル・ブレーキペダルの踏み込みは柔らかくしています。
長距離運行してきた翌日は右足だけ攣りそうになることもしばしば。年齢からくる衰えもあるのかもしれませんが・・・
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*狭い所という言葉から連想されるプロレスラー・ルチャドール・覆面レスラーといえば
ミラノコレクションAT選手ではないでしょうか!
ミラノ選手の使う技の一つにパラダイスロックがあります。一瞬にして相手の両手両足を組み合わせ、固めた後にひっくり返してしまう。
かけられた相手は自分でほどくことが出来ない不思議な固め技。ロープに絡めるパターンもあったりして、広いリングの中で狭い?スペースでの技。
スペイン語で la neblina という技の進化させたものだそうです。一度見ただけでは、やり方・仕掛け方がわかりませんでした。
escrito por acuario pez portador