世界最大のサンゴ礁と言えば、皆さん分かりますか?
そう、オーストラリアのグレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)です。
オーストラリア北東部のクイーンズランド沖にあって、宇宙からでも見えるらしいです。
すごいですね。
1981年に世界自然遺産に登録されて、生物の多様性にとって重要な場所になっています。
(上記の写真は名古屋港水族館のサンゴ礁大水槽のものです。)
そんな、グレートバリアリーフも地球の温暖化などの影響で、サンゴが死滅していっていることが報告されています。
オーストラリアのJames Cook University(ジェームスクック大学)の調査によると、1995年から2017年の調査でその間のサンゴ礁の半分以上が消失してしまったということです。原因は長期の海水温の上昇とみられています。
サンゴ礁が消失すると、そこに暮らしている多種多様な魚や無脊椎動物が行き場を失って、どんどん死んでしまったり、生態を維持できなくて、生きていけなくなっていきます。
世界中で言われていますが、今現実で起こっている現象を科学的に検証して、地球温暖化を中心に私たちはどうすれば止めることができるか、少しでも遅くすることができるか、どうやったら回復させることができるかを考え始めないといけないですね。