毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。
生き物において「擬態」ってよく聞きますよね?
調べてみると…
【擬態】他の物に様子を似せること。狭義では、動物が他の動物や周囲の物に似た色・形などをもつこと。とあります。
今回は擬態している生き物ではなく×
珍しく擬態されている方の生き物がやってきましたのでご紹介したいと思います。
ハナビラウツボ(Gymnothorax chlorostigma)
海のギャングことウツボの仲間になります。とはいえギャングとは似つかない非常に美しいウツボです。
ずっと動き回っているため、ピンボケしてしまいました?すいません?
ちなみに一緒に映り込んでいるのは、インディアンモレイになります。
どちらもインドネシアよりやってきてくれました~
【左】擬態している魚 と 【右】擬態されている魚
【左】が擬態しているとされるシモフリタナバタウオです!
シモフリタナバタウオはハナビラウツボのように
黒地に白点模様があり、背びれには目玉模様があることからハナビラウツボに擬態しているとされています。
普段は岩影に潜んでいるため、岩から出たり入ったりしている様は海中ではウツボに見間違えてしまいそう!?
一体いつからシモフリタナバタウオはウツボに擬態しようと考えて、今の姿かたちになったのか…
生き物って本当に面白いですよね♪
しかしながらハナビラウツボは非常にに採集される機会が少なく
ブルーコーナーへの入荷も年に1~2個体程度かと思います。今回も久しぶりだなーという印象です。
ハナビラウツボをお探しでしたら是非このチャンスをお見逃しなく!
ただ、今回のハナビラウツボには尾びれに古い傷跡があるため、そこも含めてご検討いただきたいと思います。
気になる点もお気軽にお問い合わせください。