ー寄生虫編ー
以前ウミビルの仲間が寄生したニジギンポの記事を書きましたが、 →キセジョのこぼればなしVol.22ー寄生虫編ー
その後そのニジギンポがどうなったのか追ってみました。
あれから1週間後、、、
付いていたウミビルは気づいた時にはいなくなっていたのですが、
代わりに半分ほどの大きさの同じウミビルが多数付いていました。
例えるならば、ミノウミウシのようですかね。
あまりにも驚いてしまい、肝心な写真を撮り忘れました。すみません、、、
これはさすがに放置するのは怖いかったので、取り除く作業に入ります。
薄く海水をはった、ボールにニジギンポを移し、ピンセットで1つ1つ取っていきます。
比較的軽い力で取ることができました。
まだ、ウミビル自体が小さかったからでしょうか?
出血や体表の傷などは確認できなかったので、とりあえず一安心?
今では隔離ケースから出して、水槽内を元気に泳いでおります。
その後の寄生も今のところないです。
ウミビルは雌雄同体で、産卵場所は岩場などになります。
飼育環境下では、塩ビパイプなどに産み付ける場合もある為、
今回はニジギンポをいれてた隔離ケースに卵を産み付け、それが孵化したのかな~
なんて考えています。
隔離ケースは綺麗に洗ったので、それ以降他の水槽でもウミビルは見ていません。
ニジギンポには迷惑をかけてしましたが、新たな発見があったいい機会でした。
それにしても、産卵・孵化がここまで早いのか
もうちょっと深く調べてみます。
取り除いたウミビルは、何匹は標本として残しています。
見たい方がいましたら、ご来店の際にお声がけ下さい(笑)