今回は北アメリカの海から、生物の紹介です。
生物の名前はサーカイスティックフリンジヘッド(Sarcastic fringehead:Neoclinus blanchardi)という魚です。種類はギンポの仲間になります。
この魚は30cmまで大きくなり、主にアメリカの西海岸(サンディエゴからサンフランシスコ)の比較的浅い海で見ることができます。
この魚の最大の特徴が口の大きさ。
なぜ大きいのかというと、主に、オスの縄張り争いをするときに開いて威嚇するのです。
映像を見ていただくとわかるのですが、大きく口を開けて威嚇するのはいいのですが、相手が全くと言っていいほど見えていないんじゃないかと…。なんとなく相手の気配はわかるとは思いますが…。
でも生き物によってはテリトリーを確保することは生存競争を勝ち抜き、子孫を残すための第一歩なので、大事なことになりますよね。