深海のスーパースター?と言えば、ダイオウグソクムシですかね!!
残念なことにダイオウグソクムシは日本には生息していませんが、
ちょっと小さいオオグソクムシは日本に生息しております。
そんなダイオウグソクムシやオオグソクムシですが、
以前投稿しました『ウオノエ類』に似ていませんか?
比べてみるとこのような感じです、、、
左がオオグソクムシ、右がウオノエ類です。
どちらも、節足動物門軟甲門等脚目に分類され、
そこからダイオウグソクムシ・オオグソクムシはスナホリ科
ウオノエ類はウオノエ科に分かれます。
では、この2つどこが違うのでしょうか?
まずは、生活様式です。
ダイオウグソクムシ・オオグソクムシは自由生活性。
他の生物に寄生せずに、単独で生存できます。
一方ウオノエ類は寄生性。
他の生物に寄生し生存します。
これは、言葉通りですね。
次に体のつくりです。
すみません。ウオノエ類の腹側の写真を持ち合わせていなかったため、
オオグソクムシの写真のみで失礼します。
ダイオウグソクムシ・オオグソクムシは、①歩くために長い脚を持っています。
また、②泳ぐのに適した尾̪肢があります。
一方ウオノエ類は、宿主を掴むための脚の持ち、
泳ぐ必要がないため尾肢は退化しています。
似ているそうで、各々自分の生活様式に合わせて適した体のつくりをしていますね。
以上、似ているようで似ていない生体でした。