皆さん、お疲れ様です。繁殖コーナー担当のタイユーです!
先日一般小売りにも紹介した生体を今回は取り上げていきたいと思います。
こちらはプテラポゴン・カウデルニィの幼魚になります。
カウデルニィは西太平洋から東インド洋のサンゴ礁域で生息しており、日本近海では発見されていません。
しかし観賞用としての人気が高く国内でも見る機会が多いため、和名で「アマノガワテンジクダイ」と名がついています。
そんなカウデルニィですが、口内保育(マウスブルーダー)という繁殖方法をとっています。
これはオスの個体が受精卵を口の中に含み、幼魚が孵化するまで世話をする方法です。
卵が孵化するまで1週間ほどかかり、その間オスは餌を食べずに世話をし続けます。
そうして生まれた幼魚は親と変わらぬ姿で生まれ大きさもあることから、外敵に食べられにくいとされています。
カウデルニィの繁殖ですが水族館だけでなく、一般家庭でも行われているほどやりやすいとされています。
しかし実際はオスメスの判別が難しく、ペアが組めないとうまくいかないなどの問題があります。
弊社でも日々様子を見守っていますが、気になる方はご家庭に一緒に挑戦してみませんか?
病気にも強くおとなしい性格なので、皆様からのご連絡お待ちしております<(_ _)>