繁殖コーナー #特別編⑥ 2020年総括編

繁殖コーナー 

お疲れ様です。繁殖コーナー担当のタイユーです!

今回で今年最後の投稿になりますので、現状弊社にて飼育している

赤ちゃん達の様子をお届けしたいと思います。

 

まずはプテラポゴン・カウデルニィの赤ちゃんです。

生まれてから1ヵ月程経ちましたが、大きさは2~3cm程の大きさまで成長しました。

始めはブラインシュリンンプのみ食べていましたが、最近では細かくした粒餌やアミエビも

食べられるようになり、ここ数日でより大きく成長しているように感じています。

 

お次はボタンエビの赤ちゃんです。

今月初めに生まれた子達ですが、少し透明だった体が朱色に変化し少しだけ大きくなっております。

生まれた時から親と同じアミエビなどを食べていますが、元々体の弱い個体や脱皮に失敗した個体が

食べられ、約半分が生き残っている状態です。

飼育する水槽を複数用意することで生存率をあげられる可能性もありますので、

他の深海生物とのバランスも考慮しつつ成長を見守りたいと思います。

 

最後にポートジャクソンシャークの赤ちゃんです。

1週間前に生まれたばかりですが、元気よく泳いでいる姿をよく見ます。

生まれ始めはお腹に卵の栄養を付けたまま孵化し少し不安を抱えながら見てきましたが、

時間が経つにつれ吸収されていきほぼ目立たない大きさまで小さくなりました。

また餌に興味を示していませんが、今後とも観察を続けていきたいと思います。

 

他にもまだ生まれていない卵も控えているのでこれからも見守っていき、

来年にはまだ経験したことない生体にも挑戦できたらと思います。

今年最後になりますが、来年度も宜しくお願い致します<(_ _)>