世界の海ザッピング 37話

ブルーコーナーマガジン, 世界の海ザッピング 

 毎週月曜日にこのブログでSDGsに関して投稿させていただいています。
その中で、海を守るためにごみはちゃんとゴミ箱に捨てることが、一番海を守る大きな一歩になんですよ、と投稿させていただいています。





 一方で、座礁した船などをそのまま海に沈めてしまうというニュースを見たことがある人もいるかもしれませんね。
「ええぇ!!船をそのまま海に沈めるなんて!!大きなごみを沈めてるだけじゃないの!?」と思う人もいるかもしれません。

 確かに一理あるのかもしれません。

 でも、船を意図的に沈めるのも実は意味があるのです。
船を沈めると、そこにいる生物(主に魚)の生息域が増えるのです。
立体的な構造が、海底で何もない場所に増えるということで、魚の隠れ場だったり、群れを作りやすかったりとメリットが多いのです。

 今回の海外の動画は、そんな漁礁を増やすために人工物を沈めて、生態系を大きくしよう、増やそうという取り組みをしている紹介です。

 

 

Artificial reefs to protect the ocean floor

For years now, people have been dumping concrete blocks and all sorts of man-made structures into the ocean. Their goal? Creating new reefs and encouraging marine life. ?

Posted by Brut nature on Monday, January 11, 2021


 もちろん、生物学者や環境学者などの意見を取り入れながら、どれぐらいの人工物をどこに沈めるのか検討をしてから、沈めています。闇雲に沈めているわけではありませんよ。