ウィークリー水族館ウォッチ 第37話

ブルーコーナーマガジン, 水族館ウォッチ 

世界初!?北の深海魚「サケビクニン」人工授精に成功!!

北海道登別市にある水族館,登別マリンパークニクスには水族館を代表する「サケビクニン」という深海魚が展示されています。

本州ではあまり馴染みのない名前の魚かと思います。

水深50m-930mまでに生息している深海魚です。

北海道では水温が低いため本州に比べて浅いポイントで採集されることがあります。

そんなサケビクニンの人工授精に成功したというニュースが飛び込んできました!

1997年に水槽内での自然繁殖には既に成功をされているのですが,人工授精による繁殖はこれが初です。

 

体は寒天質でぶよぶよ。

目は瞳が小さく光に弱そうです。

顔の下には胸鰭が伸びた特徴的なヒレがあります。

このヒレには味蕾があり海底などに落ちているエサの味を感じ取れるようになっています。

 

体は綺麗なピンク色をしており一見深海魚ぽくないですが,水槽内をゆったりと泳ぐ姿は紛れもない深海魚です。

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