もう、コロナが始まって一年近くたちますね。
日常でもマスクをしたり、店舗に入る時は消毒をしたりと、もう一般的になりつつありますね。
皆さんはもうマスクをするのは慣れましたか?
個人的に言うと、あまりマスクをしたくなく、(周りのスタッフには怒られるかもしれませんが…)、会社から買い物に行く際や、プライベートでスーパーに買い物に行く際に、マスクをし忘れていて、とんぼ返りすることが多々あります。
(財布を忘れたサザエさん状態です。恥)
そんなマスクですが、皆さんはどんなマスクを使っていますか?
使い捨てのマスク以外にも、布マスクなどもたくさん種類が出てきていますね。
そんな日常になったマスクですが、海のゴミの問題が出てきているみたいです。
そんな記事のご紹介です。
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Our oceans will be polluted with an estimated 1.56 billion face masks in 2020, according to a report released by Hong Kong based marine conservation group OceansAsia. The face masks entering the marine environment as a result of the COVID-19 pandemic will constitute an additional 4,680 to 6,240 metric tons of plastic pollution.
The single-use face masks that wind up in our oceans are made from non-woven plastic materials such as polypropylene. Products made from similar materials are estimated to take approximately 450 years to break down, and the process of decomposition releases harmful microplastics into the water.
“Marine plastic pollution is devastating our oceans,” says Gary Stokes, Operations Director of OceansAsia. “Plastic pollution kills an estimated 100,000 marine mammals and turtles, over a million seabirds, and even greater numbers of fish, invertebrates and other animals each year. It also negatively impacts fisheries and the tourism industry, and costs the global economy an estimated $13 billion USD per year.”
The study urges people to choose reusable face masks in an effort to curb ocean pollution, offering the following guidance: “When possible, individuals should choose to wear reusable masks and masks made from sustainable materials. Masks should always be disposed of responsibly. In general, individuals should strive to reduce their consumption of unnecessary single-use plastic, purchase from companies that offer these alternatives, and encourage other companies to reduce their use of plastic.”
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<訳>
香港を拠点とする海洋保護グループOceansAsiaが発表したレポートによると、2020年に推定15.6億枚のフェイスマスクで海洋が汚染されるとのことです。 COVID-19パンデミックの結果として海の環境に入ってしまったフェイスマスクは、さらに4,680〜6,240トンのプラスチック汚染になってしまうでしょう。
海に入ってしまう使い捨てのフェイスマスクは、ポリプロピレンなどの不織布プラスチック材料で作られています。同様の材料で作られた製品は、分解するのに約450年かかると推定されており、分解の過程で有害なマイクロプラスチックが水中に放出されます。
「海洋プラスチック汚染は私たちの海を壊滅させています」とOceansAsiaのオペレーションディレクターであるGary Stokesは言います。 「プラスチック汚染により、毎年推定10万頭の海洋哺乳類とカメ、100万羽以上の海鳥、さらに多くの魚、無脊椎動物、その他の動物が殺されています。また、漁業や観光産業にも悪影響を及ぼし、世界経済に年間推定130億ドルのコストをかけています。」
この調査では、海洋汚染を抑制するために再利用可能なフェイスマスクを選択するよう人々に促し、次のガイダンスを提供しています。「可能であれば、個人は再利用可能なマスクと持続可能な材料で作られたマスクを着用することを選択する必要があります。マスクは常に責任を持って処分する必要があります。一般に、個人は不要な使い捨てプラスチックの消費を減らし、これらの代替品を提供する会社から購入し、他の会社にプラスチックの使用を減らすように勧める必要があります。」
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もちろんコロナから自分の身を守るマスクは大事ですが、使い捨てマスクではなく再利用可能なマスクを使うことも選択肢に入れることが大事かもしれません。
また、マスクを使い終わって、ちゃんとゴミとして捨てることも海の環境を守る意味では大事になってきます。
一人一人の心がけになってしまいますが、「ごみはゴミ箱に!」の気持ちを忘れない様にしましょう。
参考HPはこちらから
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https://nowthisnews.com/earth/approx-156b-face-masks-entered-oceans-in-2020