今朝の沼津は綺麗な青空でありますが上空の寒気の影響で
寒ーい、冷たい朝です。外気温が1℃!
手先、指先が温まらず、こんな時こそヒーターハンドルの出番!と
装備していないマイカーを嘆くのであります。
大きいトラックを運転しているのですが、生き物に関しては小さいものが好きでして
毎週海外から入荷してくる生物の中では、やっぱりエビが好きなのです。
身体の大きさよりもはるかに長い触角や、身体全体と尾鰭?のバランス
ちょこまかと動く口まわりと、複雑な脚の造形が何とも言えず
水槽に搬入後も時が経つのも忘れて眺めてしまいます。
食べる方はそれほどでもないのですけどね・・・
キャメルシュリンプなどの動きを見ていると、トラックもこんな風に動ければなあと感じることがあります
十脚目という仲間、5対の手足を駆使して前後左右に動くのですが、とてもスムーズです。
エビは後ろにしか進めない?逃げる時に後ずさり、後ろに跳ねるだけというイメージがありますが
伊勢海老の仲間やセミエビ・ウチワエビなど大型個体と違い、キャメルシュリンプ・アカモエビなど
小型水槽でも飼える小さな個体は前後左右に動き回る生態が見ていて飽きません。
当たり前と言えば当たり前なのですが、改めて動作を考えてみる。10本の手足を運転手の視点で考える。
人間の手足は4本なので、10本のブーム・アームを振り分けて操作しようとすると足りません。
10個のスイッチを独立して、それぞれコントロールするなら手の指10本それぞれで制御しなければならず
ピアニスト状態です、それも何年も練習して習得するような複雑な曲を弾くような繊細なタッチが必要です。
トラックは御存知のように前後へは動けますが、左右には動きません。
前後も瞬時にコントロールできるわけではないので、俊敏ではなく状況によってはイライラします。
もし左右に動く機能があれば、狭い場所へのアプローチが容易になります。
エビのような俊敏な動きまでは求めませんが、10本のタイヤ以外に補助タイヤで左右に動くシステムが欲しい!
と記憶をたどっていくと、20年以上前にニュースで見た覚えがあります。
韓国の技術者が開発した装置で、乗用車の底面にキャスターを取り付けたものでした。
普段は格納されているのですが、伸縮式のバーに付けられたキャスター4本で車体を持ち上げるシステム。
左右の移動は運転しながらは出来ないものでしたが、前後5㎝しかない縦列駐車をドライバーが車を外から推して動かすものでした。
年輩の方ならば御存知かと、マッハゴーゴーゴー。そのレーシングカーであるマッハ号には色々なギミックが付いていました。
ハンドルに取り付けたボタンが8個あり、車体のフロントから丸ノコギリが出たり、タイヤに特殊なベルトをかけたり
レース中のアクシデントを防ぐシステム搭載していました。
その中でオートジャッキというシステムがあり、車体の底に付けられた4本の特殊ジャッキで、レース中のタイヤ修理を素早く行うものでした。
完全にアニメ、漫画の中のシステムではありましたが、韓国の方が実装したアイデアにつながっているように思えます。
乗用車の重量が1tぐらいなので実現できたのかもしれませんが、トラックの最大総重量25tでも出来るようにならないかなあと。
そうすれば狭い場所でもトラックを水槽の脇へ横づけし、魚にとってもっと優しい移動が出来るようになるのでは。
既に世界のどこかで作られて実装されているかもしれませんが・・・
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*エビから連想される、プロレス・ルチャリブレ・覆面レスラーといえば。人物では無く技になりますかね、回転エビ固め。
30年前なら試合終盤に回転エビ固めが出ると「オーッツ!」と唸ったのですが、現在のハイスピード・ハイフライ・エクストリームな試合展開では埋もれがち。
せめてウラカンラナくらい出してくれないと、ドラゴンキッドのドラゴン・ラナが出る試合で盛り上がれません!