日本初!世界初!の繁殖賞【アクアマリンふくしま】
3/30日のアクアマリンふくしまさんの投稿で凄いニュースがありました!
2007年に北海道羅臼沖水深356mで初採集され,2012年に新種として認められた深海魚『タマコンニャクウオ』の人工授精による繁殖に成功したとのことです!
タマコンニャクウオは現在のところ羅臼沖でしか生息が確認されていない貴重な生体ですが,その繁殖に成功し(公社)日本動物園水族館協会より初繁殖として認定されました。
アクアマリンふくしまさんがこれまでに認定された繁殖賞の数は31例もあります。
海の生き物の繁殖は地上の生き物に比べて難しいとされています。
それは人間と住む世界が違うため,繁殖行動などの観察ができないからです。
そこで水族館では水槽内で生体を飼育・観察し,繁殖などに繋げる役目も果たしています。
特に今回のような深海生体となると水圧や光,水温なども極端に違う世界からやってくるので,それを飼育・繁殖することの難しさは並のことではないはずです。
コロナが再度流行し始めている傾向ではありますが,各園館様もきちんと対策をとられた上で営業されております。
一人でも多くのお客様が来館されることで支えられ,また次のステップへと飼育員の方たちも進むことができます。
まだまだ気を許す訳ではありませんが,一人一人が必要な対策をしつつ,水族館ライフを楽しんでいただければと思います。