皆さん、お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです!
本日もできたらやってみたいシリーズでお送りします。
では今回の主役はこちら!
こちらはイシガキフグになります!
正面顔で分かりづらいかと思いますが、全長45cmと38cmと大きいハリセンボンの仲間になります。過去には80cmの個体も見つかっているそうです。
水深140mまでの岩礁、サンゴ礁域にて単独で生息していますが砂地にも出現するため、釣り以外にもトロール漁で捕獲されることもあります。
皆さんがよく知るハリセンボンのように体を膨らませることは可能ですが、針が短く少ないのでウニのようにはなれません。
非常に表情豊かでおっとりしている性格が人気ではありますが非常に大型なため、一般家庭で飼育する際は飼育設備を整える手間がかかります。
また食としては非常に美味とのことですが、調理するにあたりフグの調理師免許が必要になるため流通はあまりしていないそうです。
そんなイシガキフグですが生態に多くの謎を抱えている魚になります。その一つとして幼魚期の生活史です。
先程捕獲されることもあると書かせていただきましたがどれも大人の個体で、小さくても20cm程の個体ばかりだそうです。
飼育している個体の雌雄はわかりませんが個人的に非常に愛着がわいた生き物ですので、卵から幼魚の姿も目にできるよう頑張りたいと思います。