繫殖コーナー#39 ゼブラオクトパス編

繁殖コーナー 

皆さん、お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです!

今回は私が好きなタコの話をさせていただきたいと思います。

 

 

こちらはゼブラオクトパスになります。

ゼブラオクトパスは主にインドネシア周辺に生息しており、最大60cm程になるタコです。

タコの中では比較的に小さい種となりますが、他の毒を持った生物に擬態する特性があります。

ウミヘビやミノカサゴ等様々な生物に擬態できることから、「ミミックオクトパス」とも呼ばれています。

外敵に狙われぬよう普段は巣穴に隠れる一般的なタコに対し、あえて目立つ方法で危機を脱する面白いタコです。

そのような特性から水族館やイベント等で非常に人気の高いタコとなっていますが、食用として流通してはいないそうです。

そんなゼブラオクトパスですが繁殖にまつわる情報が少なく、研究も行われていません。

私自身も長期期間飼育したこともなく卵も見たことのない種となっておりますので、長期飼育時は意識して観察し卵を採集できればなと思います。