先日のウイークリー水族館ウオッチングでも案内していたシロワニ
是非、運んでみたい!
これまでの輸送人生で何度かサメの仲間を運んできましたが、ザ・サメという厳つい顔のシロワニを
運びたい・扱いたい、輸送してみたいなあとひそかにチャンスをうかがっております。
自然界のもの・海で漁師さんが捕まえて、それを輸送させてもらえることは残念ながら無さそうですので
アメリカに行って水族館の捕獲チームと一緒に作業するか、国内の水族館で収容されているシロワニの移動作業などで
お手伝いさせてもらえる機会があればなあと・・・
30年前に魚類輸送を始めた頃の夢だったイタチザメ・ヨシキリザメの輸送に携わることが、去年から今年にかけて達成できたので
ひょっとするとシロワニもあり得るかも?!
お手伝いと言えば、先週のとある日の真夜中、改装・点検を終えた展示水槽に海洋深層水をドドーンと届けに行ってきました。
約10tの水槽と約7tの水槽へ二日に渡っての配達でした。
水深800mからくみ上げている海洋深層水は年間を通して9℃なので、注水する水槽に泳がせている魚が冷たい海の生き物ならば問題ないのですが
暖かい南方の海の魚だと25℃前後の水温なので、あまりにも差があり過ぎます。
われわれ人間でもショック・心臓麻痺を起こしてしまう温度差なので魚達にとってはなおさらです。
なので、トラックの加温システムをフル稼働させて水温を調整した後の配達になります。
トラックの水温調整能力ですが、冷やす場合は1時間当たり1.8℃ほど下げることができますが
温める場合にはなかなか時間がかかりまして、1時間に0.5℃くらいがやっとです・・
10tの海水を温めるのですから、やかんでお湯を沸かすように簡単にはいきません。
トラックも電動化が噂されるこの時代ですから、活魚システムも益々進化するはず?!
そのうち環境に負荷をかけない、太陽光を利用した加温システム。
太陽光パネルを搭載したトラックが走り回るかもしれませんね。
ブルーコーナーは一般のお客様への生体販売から、全国の水族館・世界の水族館まで
水槽へ展示する生体・お魚の輸送をお手伝いしております。
大型魚類や深海生物、伊豆の名物キンメダイ・サクラダイ
イワシ・サメ・タカアシガニなどの生体輸送
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小さな荷物は2tのバンタイプで承ります。
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escrito por acuario pez portador