毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。
先日からブルーコーナーのある沼津の海では”ある生き物”が姿を現すようになってきました!
この生き物の”ある行動”は一定の時期しか見ることができないので
今年もやってきたか~とスタッフ同士でも話していました♪
ゴンズイ(Plotosus japonicus)
海に棲むナマズの仲間になります。大きさ2~3cmと可愛い大きさ。
大きくなると外道で釣れることもあり、釣り人には認知されたお魚なのではないでしょうか!?
しかしながら、ヒレには毒があることでも知られています。
そのため毒針が刺さったり、網などに引っかかることから釣り人には嫌われがち?
そんなゴンズイですが、小さな幼魚の間だけちょっと変わった行動をとるんです!
もう↑上の画像が正解になっているんですが…
ゴンズイは小さな時だけ、画像のように群れになって行動します!
その様子から「ゴンズイ玉」と呼ばれ、聞いたことのある方も多いかと思います。
毒を持ってはいますが、ゴンズイ玉は様々な形に変化して見ていて全く飽きません!!
さながらマイワシのトルネードといったところでしょうか♪
数分の間でもこれだけの変化がありました!
基本的には障害物や砂に沿って泳ぎます。これは群れで餌を求めているのだと思います!(小さいうちは常に食べないとエネルギー切れを起こしますからね)
ちなみのこの群れを成す行動は、ゴンズイが出すフェロモンによって集団になると言われています。
これからの季節、漁港など身近な場所でもゴンズイ玉が観察できます!
是非海に出かけた際にはゴンズイ玉を探してみてくださいね♪