今回の世界の海ザッピングはNatureという雑誌のHPからの投稿です。
地球温暖化がマスコミなどで言われてだいぶ経っていますが、なかなかそれを改善できていないですよね。
SDGsなどで、ひとりひとりができることをやっていこうという運動は少しずつ進んでいるとは思いますが…。
そんな中、オーストラリアの研究所では、海水が高くなった場所にもかかわらず、それに順応したサンゴを見つけて、研究しているそうです。
高水温に耐えられるサンゴが条件良く見つけることができれば、そのメカニズムを発見したり、高水温に耐えられるサンゴを増やして絶滅を避けることができたりするかもしれません。
原文のＨＰは以下からアクセスしてみてください。
https://www.nature.com/articles/d41586-021-01753-x?fbclid=IwAR0HYpbKlYDR0R0F7NrYdAr7NUndhQv-6o4v_XA0l1tabb4BuSwwx0MQGOQ
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Every October or November, over a few specific nights, corals in the Great Barrier Reef release many millions of eggs and sperm into the waters off Queensland, Australia, during a mass spawning event. My research brings this action indoors to Australia’s national sea simulator. In this photo, taken in November 2019, I am eagerly peering into the tank because the big dance is about to happen. We use red light to watch the spawning, because it doesn’t disturb the coral.
I’m part of a multi-institute collaboration called the Reef Restoration and Adaptation Program. I study selective breeding of corals for heat tolerance in the face of climate change.
In the far north of the Great Barrier Reef (GBR), where the water is hottest, we find superstar corals that survive the high temperatures. These corals breed naturally with ones from farther south during spawning, but that is not happening fast enough to keep pace with rising temperatures. Through selective breeding, we can introduce heat tolerance into populations that don’t have it — such as those in this tank, collected from the Keppel Islands in the southern GBR.
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毎年10月または11月、グレートバリアリーフのサンゴは、大量の産卵イベント中に、オーストラリアのクイーンズランド沖の海域に何百万もの卵子と精子を放出します。私の研究は、この行動をオーストラリアの国立海シミュレーターに屋内でもたらします。 2019年11月に撮影したこの写真では、大きなダンス(産卵)が間近に迫っているので、私は熱心に水槽を覗き込んでいます。産卵を監視するために赤い光を使用します。赤いライトはサンゴに影響を与えないからです。
私は、サンゴ礁の回復と適応プログラムと呼ばれる複数の機関のコラボレーションに参加しています。私は気候変動に直面したときの耐熱性のためにサンゴの品種改良を研究しています。
グレートバリアリーフ（GBR）のはるか北、水温が最も高い場所には、高温に耐えるスーパースターサンゴがいます。これらのサンゴは産卵中にさらに南のサンゴと自然に繁殖しますが、それは気温の上昇に追いつくのに十分な速さでは起こりません。品種改良により、GBR南部のケッペル諸島から集められたこの水槽のような、それを持たない個体群に耐熱性を導入することができます。
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