お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです!
今回は学生時代に少しだけやろうとしたものを題材にしたいと思います。
こちらはウミブドウになります。
ウミブドウは食用として流通している人気の海藻で、標準和名は「クビレズタ」といいます。
沖縄県の名物でビニールハウスにて陸上養殖されるほど養殖技術は確率されております。
養殖業者の方のインタビュー記事もございますので、気になる方はご覧いただければと思います。
沖縄産直市場の海ぶどう|質の高い海ぶどうを育てられる秘密とは | 沖縄産直市場|沖縄のお土産・グルメの専門店 (gsokinawa.com)
そんなウミブドウですが実は観賞用としても需要があります。
観賞魚業界ではリフジウム水槽と呼ばれる海藻などの生物の力を借りて水槽内の環境を整え維持するシステムがあります。
そこに用いられる海藻をマリンプランツと呼び、その中で丈夫かつよく成長するという点でウミブドウは人気を博しています。
学生時代は沢山食べたいが故に繁殖しようと画策しましたが、いくら丈夫で成長しやすいといえど食べられる量を育てるにはなかなかうまくいきませんでした。ただ観賞用としてならば食用程必要とせず、水質改善や海藻を餌や住処にする生物をうまく飼える材料に向いているかもしれません。
実際にウミブドウと何かを飼う経験がないため探りながらになりますが、うまく繫殖させ有効活用できればと思います。