シラスウナギ量産へ【国立研究開発法人水産研究・教育機構】
新年早々に凄いニュースですね。
ウナギの完全養殖を目指している国立研究開発法人水産研究・教育機構さんですが,これまでレプトセファルスをシラスウナギにする過程のエサにサメの卵黄を使ったものを与えておりましたが,サメ自体が資源保護の対象であり容易に大量の確保の難しい材料でした。
ですが今回はその代用として鶏卵を使って餌を開発したところレプトセファルスからシラスウナギへの成長に成功したとのことです。
鶏卵だと容易に確保ができるので量産できるようになれば,お買い求め易いウナギが登場しそうです!!
ウナギの完全養殖は自然界での生活史の解明によって急速に進んできていますが,魚の中でも特に難しい印象です。
そんな最高難易度の生体で壁を乗り越えれることができれば次のまた新しい種類のヒントも何か見つかるかもしれないですね。