皆さん、お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです。
早速ですが本題に入りたいと思います。
こちらは口内保育(マウスブルーダー)中のネオンテンジクダイになります。
ネオンテンジクダイは半透明な体に黒いライン、尾びれ付け根の赤い斑点が特徴的な魚です。
「海水のネオンテトラ」とも言われており観賞魚業界では複数匹水槽内で飼うことが一般的です。
そんなネオンテンジクダイが1週間ほど前から写真のように口内保育を始め現在も行っています。
ネオンテンジクダイの繫殖記録がなかなか見つからなかったためどれくらい期間で孵化するかはわかりませんが、同じ口内保育をするネンブツダイは約2週間で孵化するそうです。
口内保育の利点として親と同じ形まで成長した稚魚になるまで守られているので孵化した後すぐに餌を食べられる点があります。しかし親が4cm程のネオンテンジクダイからどれくらいのサイズが生まれるか少し不安な点もあります。無事生まれ飼育できるように環境と餌の準備を進めていければと思います。