皆さん、お疲れ様です。繫殖コーナー担当のタイユーです。
早速ですが本題に入りたいと思います。
こちらはギンザメの卵になります。
ギンザメは水深700m付近まで生息が確認されている、名前にサメとついていますがサメの仲間ではない全頭亜綱の魚です。
深海生物用水槽で管理しているため赤いライトに照らされていますが、半透明な焦げ茶色で片方が突き刺さりそうな程細く伸びていることが特徴的です。
ギンザメには頭部と腹鰭に異なった交尾器があったりと解明されていない点がいくつもありますが、一説によると卵は孵化までに1年かかるそうです。
写真の卵は深海底引き網漁にて捕獲したものになりますのでどれくらいで孵化するか、また無事孵化するかはわかりませんがしっかりと見守り記録していきたいと思います。