シラスウナギ量産へまた一歩前進!【国立研究開発法人水産研究】
今年新年の投稿でシラスウナギが鶏卵での飼育に成功した記事を投稿させていただきましたが、今回はその更に一歩進んだ研究結果の発表です。
なんと乾燥飼料での飼育に成功したとの発表がありました。
ウナギ消費の多い日本ならもっと大きなニュースになっていいかと思うのですが、一般の方は食べれればそれでいい的なことなんでしょうかね?
<前回記事>
https://www.bluecornerjapan.com/archives/16119/
乾燥飼料になったことでエサの長期保存ができるようになることでコストの削減につながります。
そうすれば皆さんがスーパーで養殖ウナギを買う時にもリーズナブルになるということです。
決して関係ない話ではないのです。
<最新記事>
http://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr2021/20220214/20220214press.pdf
昔、大学の先生が日本に流通しているウナギの遺伝子解析をしたところ日本にはいないヨーロッパウナギが国産として販売されていることを突き止めてしまい、ちょっとした問題になっていました。
最近は熊本県産のアサリが産地偽装で問題になっていますが、国内で完全養殖が確立できればそんな心配もなくなりますね。
ウナギの本場、静岡へ来てからウナギを美味しいと思えるようになった私としても是非とも完全養殖をお願いしたいところです。