今回の世界の海ザッピングはFacebookの投稿からの紹介。
紹介する生物はピグミーシーホース(Pygmy Seahorse)。
ピグミーシーホースはタツノオトシゴの仲間で、太平洋とインド洋に分布しています。
自分も知らなかったのですが、Pygmy Seahorseも複数種類に分かれていて、現在は9種類に分かれているようです。
サイズは大体2cm程度で、海底にはえているヤギなどにつかまって、擬態して生きているようです。
自分たちが一番知っているのはピンクの体色で沖縄などで見られる、Bargibant’s pygmy seahorse (Hippocampus bargibanti) という種類。
でも、なかなか採取することができなかったり、ワシントン条約(CITES)で規制されている生体になるので、取り扱う機会は最近はめっきり無くなってしまっています。
調べてみると、日本の固有種としてJapanese pygmy seahorse (Hippocampus japapigu)という種類がいるようで、大瀬崎など、伊豆でも見られるそうなので、ちょっと興味はありますね。
こういう小さくて擬態をして一生懸命生きている(進化上生き残っている)生物を見ると、ほんとに不思議だなぁと思わされます。
The pygmy seahorse, a master of camouflageHis camouflage skills make it nearly impossible to spot him in a coral reef. Meet the tiny pygmy seahorse.
Brut natureさんの投稿 2022年3月7日月曜日