毎週金曜日は「さかな?FRIDAY」と題しまして
ブルーコーナースタッフによるイチオシ生体や会社での出来事などなど様々な情報をお届けいたします。
今週はフィリピンより一風変わったお魚がやって来ましたので、早速お伝えしたいと思います♪
海水魚ではお馴染み?人気者?の”あのお魚”の仲間になります!
メイタイシガキフグ(Cyclichthys orbicularis )
丸い体にはトゲトゲがいっぱい…そうです!ハリセンボンの仲間になります。
ハリセンボン科メイタイシガキフグ属に分類されており、ハリセンボンの親戚的存在となります。
(ハリセンボンはハリセンボン科ハリセンボン属に分類)
ハリセンボンとの違いは、トゲの生え方?とでも言いましょうか。
ハリセンボンのトゲは普段は寝ています。
怒った時や警戒する時に海水を取り込みパンパンに膨らむとトゲが立ち上がる構造になります。
ですので膨らんだ時しかトゲが立たないのです。
一方のメイタイシガキフグは最初の画像のように、膨らんでいなくてもトゲトゲしていますよね?常時トゲトゲです。
ハリセンボン同様にパンパンに膨らむことはできるものの、常時トゲトゲ。
その他にもハリセンボンは落ち着きなく泳ぎ回っていることが多いのに比べて
メイタイシガキフグは物陰でジッとしている時間が多く見受けられます。
以外にも性格といいますか習性が違うんですよね~面白いな~
とはいえ、ハリセンボンもメイタイシガキも魚とは思えないほど懐きます。
もう完全にペットです!
水槽環境に慣れると、人が近づいただけで「餌くれ~」と言わんばかりに、こちらへ猛突進!
大きな瞳でこちらを見つめる姿には、つい「可愛いな~」と声が漏れてしまうでしょう(笑)
メイタイシガキフグ、現在はシーズンのため比較的入荷しやすい状態です。
1年を通して常時入荷する種ではないため、ハリセンボンでは満足できない!メイタイシガキフグがいい!!
そんなご要望を満たすには今しかないのではないかと思います♪お見逃しなく!