駿河湾における深海底引き網漁は5月中旬~9中旬のあいだ禁漁期になります。
しかし一部の漁では通年で採集が可能なものもあります。
その一つがヌタ筒漁です。
深海300~400mにエサの入った筒を沈めて数日待ちます。
数日後引き上げに行くとどこからともなく現れたヌタウナギとオオグソクムシが筒の中にぎっしり!!
多い時には筒の中に入りすぎて自分たちで圧死?窒息死?していることもあるほどです。
漁が終われば港で準備していた冷えた海水の入ったタンクへ移し,会社へ持ち帰ってきます。
採れたての個体は普段から食べているものが違うのか想像以上のヌタを出します。
このヌタをなるべく出さないようにしながら船からタンクへ,タンクから水槽へと運びます。
沼津港深海水族館では1日に数回お客様参加型のラボを開いており,その中でヌタの実験もあります。
生でヌタを見てみたいという方は是非おこしください!人気のラボですよ!!
見に来られたお客様は毎回悲鳴のような歓声を上げておられます。
各園館ご担当者様もぜひぜひご検討くださいませ。