世界の海ザッピング　122話

ブルーコーナーマガジン, 世界の海ザッピング　

　今回の世界の海ザッピングはTwitterで見かけた記事から。

　記事はマツカサウオの新種の話題。日本にはマツカサウオ（Pineconefish: Monocentris japonica)と言うごつごつした魚がいるのですが、それに新種が登録されたとのこと。
同じ仲間ではオーストラリアにいるパイナップルフィッシュが良く知られていたのですが、新しく登録されるようです。



　細かく書いてしまうと、専門的過ぎて読みづらくなってしまうので簡単に書くと、鱗の感じが違うのと頭やヒレなどの他の部分との比率が違うらしいです。DNAでの解析でも学術的に別の種と言っていいようです。

　今まで知っていた生物が分かれて新しい種になるってなんだか不思議な感じです。
でももしかしたら、今までの中で見たことがあったのかもしれませんね。

　身近にいる生物でも実は新種だったなんて、たまに聞くことがありますもんね。
皆さんもよ～く目を凝らしてみると、いつもの生物とはちょっと違っているかもしれませんよ。

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Abstract

A new pineapple fish is described based on 26 type and 80 non-type specimens collected from Taiwan, Vanuatu, the Solomon Islands, and Queensland, Australia. This new species is sympatric with and similar to Monocentris japonica but can be distinguished from the latter in having only 6 or 7 scales on the third scale row below the lateral line; excisura notched and a small pseudo-excisura present on the sagittal otolith; consistently greater head depth, body depth, postorbital length, dorsal-fin–pelvic-fin length, and dorsal-fin–pectoral-fin length in proportion to standard length. A detailed description and designation of neotype are provided for M. japonica. DNA barcoding analysis supports the distinction of the new species with an estimated average COI gene divergence of 3.6 % from M. japonica.
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