先日のSDG’Sアクアリウム通信でも、お伝えしましたが
先週末の三連休は長野県は飯田市で行われたイベントに参加してきました。
通常行っている魚類輸送業務とは違い
子供たちを含め、来場して頂いた方たちへ海の豊かさを知ってもらい
海を大切にしていこうというイベント。
海に行きたくても行けなかったお子様や、海に行ったことが無いという子供達に
海の生物・標本・海底より引き上げたゴミを、実際に見て・触れて・感じていただき
自然環境を考える第一歩となってもらえたかな、と思っております。
初めて見る生き物の形、その得体のしれない生物に触れる。
なんの躊躇もなく水槽へ手を入れ、生き物をガサっとつかんだりする子供もいれば
触りたくない気持ち悪い!と、がんとして手を出さない子供もいたりして
恥ずかしながら私も小学生になるまで
海の磯場にある小さな穴から
ウツボが顔を出しているのが怖くて
後ずさりしていた怖がりの自分を思い出しました。
見に来てくれた子供さんの中には
3日間通ってくれた子もいたんですよ!
お母さんに優しく手を添えられても、最初は全く生き物に触ることが出来なかったのが
二日目には、少し指先で触れるようになりはじめ
3日目は怖がるお母さんの手を引っ張って水槽に手を入れ、生き物を掴めるまでになった。
そんな小さな成長に、立ち会えたのがうれしかったです。
触りだすまでは時間がかかっていた男の子
生き物に慣れた後は私の手を引っ張るようになり
ヒトデの持ち方を教えてくれる?!ようになった3歳の男の子。
お別れが名残惜しかった~
昨今では、映像の共有が進み
昔は学者・研究者レベルでないと見られなかった生物が
映像配信プラットフォームで誰でも簡単に見られるようになりましたが
やはり
実体験に勝るものなし!
生物に触れることで分かる質感や、予測不能な動きを目の当たりにすることは
とても大切だと思います。
また
自分とは違った生き物に対する感覚、他人の触れ合い方を目の当たりにすることで
喚起されることもあるでしょうし、つながりも生まれることでしょう。
物差しが一つでは無いということも、認識できたりするのではないかなあと。
トラックや、乗用車が自動運転に変わっていく段階で
唯一残された・人間に残された感性を磨くことは
事故防止の観点からも非常に重要だと思います。
今後も
このようなイベントを通じて
魚・海・トラックの魅力を伝えることで
地球の大切さを伝えていけたらと、気持ちを新たにしているところです。
ブルーコーナーは一般のお客様への生体販売から、全国の水族館・世界の水族館まで
水槽へ展示する生体・お魚の輸送をお手伝いしております。
暴れる魚・大人しい魚・優しい魚
大型魚類や深海生物
伊豆の名物キンメダイ・サクラダイ
イワシ・サメ・タカアシガニなどの生体輸送
定置網で乗船採集した伊豆近海の小型・中型魚の輸送・販売
ニジマスやコイなどの淡水魚の輸送
海水を使ったエビ養殖場への
天然海水・海洋深層水輸送・販売を少量から大容量まで
最新鋭の活魚トラックで!
移動水族館、楽しみは現地の美味しい食べ物と人との触れあいです!