先日のニュースで
新幹線の車内、発着チャイムが変更されるとの記事がありました。
2003年から使用されている、TOKIOの「AMBITIOUS JAPAN」が
今年の夏ごろに終了するそうです。
駅の構内で耳にする音
列車が近づく時のレールの継ぎ目を車輪が通る時に出るガタゴト音や
接近してくる車両があることを知らせるアナウンスのメロディ
全部、駅を感じさせる音ですね。
20年も流れていた車内放送のメロディーが変更される
長年親しんできたものが、新しいものに変わると
淋しく感じる方も少なくないはず。
もっぱら車での移動が多い私ですが
たまに乗る新幹線や在来線など、駅のホームで流れるキラキラしたアナウンスを聞くと
旅に出るぞ・電車に乗るぞ・駅にいるぞ、と一人高揚感を感じたりします。
鉄道ファンの方の中には、モーターの音やインバーターの音など
車両から発せられるの様々な音を楽しむ方もおられるようで
駅のメロディーや、車両のサウンドを聞き分けて楽しまれる大会もあるとか・・
なかなかに奥が深いなあと思います。
新幹線カラー?! トラック2台
自動車やトラックもメーカーの違いや、車種の違いで
エンジン音を含めて、その車両から出てくるサウンドを楽しまれるファンが大勢おられます。
独特な高い音を出して走行するフェラーリやランボルギーニなどのスーパーカー
ターボサウンドや12気筒エンジンの音、水平対向エンジンの音など
趣味趣向はほんと様々で、皆さんこだわりを持っていらっしゃいます。
自分が心地よく感じられる音があると言う事は、それぞれの車に対する愛情を感じますね。
魚を含めた海の生き物は、そもそも音をどのようなものとして感じているのでしょうか？
外敵や仲間を聞き分けたりする重要な感覚だと思いますが
人間が音楽というものを楽しむように、心地よく感じられるものがあったりするのでしょうか？
以前紹介した、牡蠣の幼生が着底する場所の目安に、テッポウエビのハサミのの音を頼りにしている
という研究発表があるくらい、海の中でも音は重要なはずなのですが
そもそも音を楽しむというのは人間だけなのでしょうかね？
音速のパンチを繰り出す モンハナシャコ
音で思い出した魚のニュースで
三宅島での「置き釣り」漁師さんの話がありました。
トコブシという貝が好きなハマフエフキ
人間が潜ってトコブシを獲るときに、岩をひっくり返してトコブシを獲る。
その際に、捕りそこねたトコブシがあることを経験？し
岩をひっくり返した時に出る、ゴリゴリした音などを学習。
その音がすると、ハマフエフキが寄ってくることを漁師さんが発見?!
その学習したことを逆手に取り、海底で石を打ち鳴らしてハマフエフキを誘い
海底に餌を付けた仕掛けで釣るという＝置き釣り
面白いですね。
子供の頃から、海に入って魚を探したりエビを探していた私
ニシキベラやキュウセンなどが、岩をひっくり返すと寄ってきて
付着物を一生懸命ついばんでいるのは見ていましたが
その習性を利用した漁法があるなんて、人間と魚の知恵比べですね。
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