今回の世界の海ザッピングはMBARI(Monterey Bay Aquarium Research Institute:モントレー湾水族館研究所)のFacebookのリールからの投稿です。
今回の動画は深海のアンコウの仲間、Chaunacops coloratus、の貴重な動画です。
駿河湾で見られるフサアンコウの仲間とも違う種類で、日本で似ている種類はいないんじゃないかと思います。
動画はこちらから
↓
https://www.facebook.com/reel/640194727719811
===================================
The deep-sea anglerfish, Chaunacops coloratus, has a bulbous body and spiky scales, a shaggy lure dangling from its head, and foot-like fins that it uses to “walk” along the seafloor.
In 2012, MBARI researcher Lonny Lundsten and his coauthors described the first observations of these rare fish in their natural, deep-sea habitat. In addition to documenting these fish walking on the seafloor and fishing with their built-in lures, the researchers discovered that the fish change color from blue to red as they get older.
===================================
深海のアンコウ、Chaunacops coloratus は、球根状の体ととがった鱗、頭からぶら下がっている毛むくじゃらのルアー、そして海底に沿って「歩く」ために使用する足のようなヒレを持っています。
2012 年、MBARI 研究者のロニー・ランステンとその共著者らは、これらの珍しい魚が自然の深海の生息地で観察されたことを初めて報告しました。研究者らは、これらの魚が海底を歩き、内蔵のルアーで釣りをする様子を記録したことに加えて、この魚が成長するにつれて色が青から赤に変化することを発見した。
===================================
この記事で一番、えっ!?、と思わされた部分は最後の「成長にするにつれて色が青から赤に変化する」と言うところです。
幼魚の時は青!?成長するにつれて赤?
なんで変化するんだろう?最初は青という事はもしかしたら幼魚や稚魚の時は表層の光が届くところにいるんじゃないか。
そして大きくなって赤くなるころには光の届かない深いところに移っていくのだろうか、と想像させられます。
この動画は短い動画ですが、いろいろと生態が報告されているところ見ると、もっともっと貴重な映像を持っているのではないかと思わされます。