世界の海ザッピング　159話

　今回の世界の海ザッピングは、前回に引き続きMonterey Bay aquarium Research Institute（モントレーベイ水族館研究所）からの投稿です。

　7月に近づいてきて、だいぶ気温が上がってきましたね。
梅雨もまだ明けていないので、毎日、湿度が60%以上だったりと、ちょっと暑さになれていない身体だと、ちょっとしんどくなってきますね。
クーラーのある部屋で過ごしたり、こまめに水分補給（ミネラルも忘れずに）しながら過ごしてくださいね。

　今回、MBARIに投稿してあった深海の映像。



　深海の涼しげな雰囲気と共に、不思議な深海生物をご覧ください。

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 Glass squids (family Cranchiidae) live in the boundless waters of the twilight, or mesopelagic, zone. With no protective shell and nowhere to shelter, they need to get creative. Transparency is one way to thrive in a home with few places to hide.

Like other cephalopods, glass squids are covered in tiny pigment sacs called chromatophores. They often keep their chromatophores closed so their skin is basically see through. This invisibility cloak hides them from both predators and prey.

 When the glass squid’s cover is blown, they expand their chromatophores to darken their appearance. Some may fill their body cavity with ink instead, presumably to blend into the darkness. And when danger still looms, a glass squid may ink into the water and jet away. A ghostly shroud of ink creates a distraction so the squid can escape.

 But the future of midwater animals is in jeopardy. The deep seafloor holds buried treasure: nodules of precious minerals critical to modern technologies. Mining these metals will release plumes of wastewater that will cloud the ocean’s twilight zone. Investigating how deep-sea animals sense their surroundings will help us predict how much harder mining will make their day-to-day lives.

 We urgently need to identify the impacts deep-sea mining will have across all ocean habitats, from the midwater to the seafloor. Help protect the glass squid by sharing what you’ve learned. Together we can build a community of ocean champions!
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　グラススクイッド (Cranchiidae 科) は、トワイライトゾーン、つまり中深層帯の果てしない水域に生息しています。保護シェルも避難場所もないため、彼らは創造性を発揮する必要があります。透明性は、隠れる場所が少ない家で繁栄するための 1 つの方法です。

　他の頭足類と同様に、グラススクイッドは色素胞と呼ばれる小さな色素嚢で覆われています。彼らは発色胞を閉じたままにすることが多いため、皮膚は基本的に透けています。この透明マントは捕食者と獲物の両方から身を隠します。
　
　グラススクイッドのカバーが吹き飛ばされると、色素胞が拡張して外観が暗くなります。おそらく暗闇に溶け込むために、代わりに体腔をインクで満たすものもいます。そして、まだ危険が迫っているときは、ガラススクイッドが水の中にインクを入れて噴射する可能性があります。幽霊のようなインクの覆いが気をそらし、イカが逃げられるようにします。

　しかし、中水域の動物の未来は危機に瀕しています。深い海底には、現代の技術に不可欠な貴重な鉱物の塊である宝が埋もれています。これらの金属を採掘すると、海のトワイライトゾーンを曇らせる廃水のプルームが放出されます。深海動物が周囲の環境をどのように感じているかを調査することは、採掘によって彼らの日常生活がどれほど困難になるかを予測するのに役立ちます。

　私たちは、深海採掘が中水域から海底に至るまで、海洋のすべての生息地に与える影響を早急に特定する必要があります。あなたが学んだことを共有して、グラススクイッドの保護にご協力ください。私たちは一緒に海洋チャンピオンのコミュニティを構築しましょう!
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