深海トロールシーズンが始まり
続々と深い海からの生体が集まり始めております。
タカアシガニを代表とする
深い海からの生き物たちですが
自分の力・能力では絶対到達することの出来ない
深い海の底で
どんな暮らしをしているかが、自分の目で観察できないのが
実に悔しい!
水槽内へ入れた生体の動きからでしか想像がつかないのが非常に残念ですよね・・・
潜水艇に乗船したり、深海専用の水中ドローンなどで映り込む姿からしか
生き物たちの生活ぶりを見れない!
ほんとの、生の現場を見ることが出来ない・・
たかがエビ・カニ、されどエビ・カニでありますが
ほんと見ていて飽きません。
深海生物用に海水温度も搭載したクーラーで下げられます
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そんな深い海の底から生き物を
ひとつひとつ丁寧に集めてきてくれる
漁師さんに感謝です。
最近は船酔いが和らいだものの
まだまだ緊張する乗船採集
これからどんどん寒くなる冬の海で
小さな生き物を、採集してきていただいておりまして
ほんとに感謝です。
その生体達を、皆さんのもとへお届けするのが
ブルーコーナーの使命ですね。
ナショジオにも載ったキホウボウも深海から
深海は太陽光が到達しない暗闇の世界
音はどんな風に伝わっているのでしょうか
海の表槽では波の音や、船の音など
聞こえているのかもしれませんが
深海でははたしてどうなんでしょうか
魚同士、甲殻類同士、
獲るもの、追われるもの
人間なら暗闇では音が頼りで
安心もするし、恐怖を感じることもある
音
どんな音を聞いてるのか⁈聞いていないのか
単純に気になりますよね。
昨日、漁師さんの船からサギフエやアカザエビを取り上げながら
ふと思いました。
と、いうのも
漁師さん、息子さんが操船する漁船の姿が、まったく見えていない
港からでは確認できてない、岬の影で見えないうちから
『あ、あの音は、うちの船だね』
と自分に教えてくれたのです。
ぽかーーんとしている自分に
『ほら、もう見えてくるよ』と言われて、すぐ
岬を回ってきた漁船が見えました。
沢山の船が走っている中でも、息子さんの船は聞き分けられると
おっしゃっておられましたが
特別、特徴的なエンジン音などするように感じませんでしたので
ビックリでした。
明日も深海生物を海外へ発送で~す
車やトラックも、点検の際には
見るだけではなく、音も重要ですね。
五感をフルに使って、車の調子を感じましょう。
無事故の第一歩、トラブルを未然に防ぐ基本ですね。
ブルーコーナーは
日本の海から世界の海まで
小さな魚、大きな魚
冷たい海の魚から、暖かい海の魚まで
皆さんのもとへと
お届けいたします。
海洋深層水も少量から大容量まで日本全国
お届け致します。
潮溜まりに頭を突っ込んで、ボーっと眺めてた子供の頃
何が楽しいんだ?と、周りの大人たちに言われたあの日
見続けていたものは、ギンポの仲間とゴカイの仲間であると
大人になって知りました。
誰にも知られないように
静かに伝えたいこともあります