3月も半ばを過ぎまして深海トロールの漁期もあと2か月です
深海底引き網漁に乗船して採集できるのも少なくなってきました
風が吹く春は出漁できない日が限られたりするものです。
トロール船に乗った時の作業は寒さとの戦いにプラスして時間との戦いでもあります。
網が上がってきた後、エビ・カニ・魚を手早く仕分ける漁師さんに混ざって
船酔いでグロッキーになってる自分を奮い立たせ、なんとか這いつくばって
元気の良い生体を探すのです。
そんな私のような船酔い状態のように水槽内でペタッとしている
ヒラアシクモガニ Platymaia alcocki
船上でもペタッとしており脚力が無いのか、砂に潜りやすいように水平に近い骨格なのか
足の長さと、ハサミの太さが身体全体からするとアンバランスですが
甲羅の見た目は似ているのですが、同じクモガニの仲間であるタカアシガニの姿勢とは違うのですね
と、ここまで書いたところで少し立ち上がった個体を発見
やるきはあります
と、ばかりにアピールです!
是非、ご招待いただきますようお願い申し上げます