灯台下暗し、とはよく言ったものでして県外に住む知り合いの方から
伊豆にある食事処や名産品の話を聞いてハッとすることが時々あります。
何度も通ってるはずなのに知らなかったということがあるものです。
海の中でも同様で、タツナミガイを認識したのは業界に入ってからで
幼少の頃から泳ぎまくった伊豆の海なのに、知らなかったなんて恥ずかしかったです。
アズキハタ
Anyperodon leucogrammicus
沖縄に通っていた当時に、図鑑の中のハタのページでのアピール度は高く
ユカタハタと双璧をなすほどに自然界で見たら目立つであろうと想像していたのですが
一度も遭遇することが無かったなんて、というか見つけられなかったのです。
先輩や漁師さんからは沢山見えただろうと悲しいダメ出しを…
実際は見る目が育っていなかったのでしょう、フラッシュライトを浴びた図鑑のカラーと
太陽光とサンゴの隙間などに見え隠れする自然界のアズキハタさんとは違っていた。
リベンジしたいなあと、そんなにたいしたことでは無いかもしれませんが。
皆様の水槽へとご招待いただきますようお願い申し上げます。