完全養殖マグロ稚魚輸送大作戦 パート5

ブルーコーナーマガジン, 大型活魚トラック輸送, 水族館への生体販売 

水換え

輸送中に給餌を行うことで、残餌や排泄物が水質を著しく悪化させます。

ろ過能力に乏しい活魚トラック輸送では、水換えで対処するしかありません。
換水条件はシビアです。いい水質の海水で、輸送水の水温と±0.5℃以内。



 

 

 

 

 

 

 

マグロの動きや水質検査のデータを基に換水を行います。給水する際には
水の強さや向きの調整、上フタから注ぎ込む太陽光の影響など、マグロの動き
を細かくチェックしながら作業を進めます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

トラックの上で作業する人の
足音一つで、一瞬にしてマグロが全滅してしまうのです。



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

慎重かつ安全に換水作業を進めますが、少しでも早く水族館に到着したいという
焦りの気持ちが入り混じり、複雑な心境に陥ります。「落ち着け、安全第一だ」

 

 

最後の換水作業を終えて、浅虫水族館へ向かいます。