魚に陸上の動物の名前がついていることって意外と多いんです!
今日はその中でも今週入荷した「ベラ」をご紹介したいと思います。
タヌキベラ(Bodianus izuensis)
水深30~40m前後に生息しているとされており、やや深場のベラの仲間になります。
そのため採集される機会も少なく、もちろん流通することも稀なお魚です!
そして学名にある「izuensis」
これはブルーコーナーのある沼津からほど近い伊豆を指しております(沼津は伊豆の玄関口って紹介されることが多いですね~)
どこか親近感の沸くお魚でもあります。
そして名前にある「タヌキ」なのですが、実はベラの仲間には「キツネベラ」もいるんです!
タヌキにキツネ…まさにセットのような動物。
名前の由来は定かではありませんが…
個人的な見解としては、顔がシャープで吻先が尖っていることから「キツネベラ」
そしてボテっとしたフォルムに、顔や吻先が丸みを帯びていることから「タヌキベラ」になったのではないかと推測しております。
タヌキやキツネ以外にも
イヌザメ、ネコザメをはじめ、ネズミフグ、ネズミザメ、ウマヅラハギ、オオカミウオ、トラウツボなどなど
意外と陸上動物の名前のつくお魚って多いんです♪
水族館に行った際も、そんな名前に注目して観覧するのも楽しいかもしれませんね~