世界の海ザッピング 1話

ブルーコーナーマガジン, 世界の海ザッピング 

 ブルーコーナーのお仕事として、国内の水族館さんやペットショップさんにお魚や海の生き物を届けるだけではなくて、海外のお客さんにも同じように生き物を届けています。
意外と知っていてもらえているようで、知られていないんです。

 ブルーコーナーはアメリカやアジア、ヨーロッパなどにこれまで生き物を送ってきました。
じゃあ、どんな風にして送っているかというと、ビニール袋に生き物に合わせて、海水を入れて、酸素を入れて、生物をいれます。
それが漏れないように、しっかり止めて梱包します。

 もちろん国内で送る場合よりも時間がかかることが多いので、そこはしっかり水と酸素の分量を経験を基に多めに入れたり、決めて送っているんです。

 生き物によっては水温が低い状態が必要な時は、保冷剤を入れて、水温が上がらないように工夫もしているんですよ。

 そうして、梱包が終われば、いざ空港へ。
発送する空港は主に千葉県の成田空港。たまに、羽田空港もあります。
ブルーコーナーのある静岡県から、神奈川県、東京都、そして千葉県と片道約200キロ・3時間の運搬です。




スタッフはいつもの事なので、当たり前になっているんですが、いろんな人に説明をすると、
「ええっ!!そんな距離走っているんですか?遠いですよね。」というリアクションをいただきます。

 ありがたいことに、海外のお客さんからも信頼をいただいて、注文をいただき、安心安全を忘れず。そして、お客さんが喜んでもらえるように、生物を発送しています。