【坊主銀宝】 市立室蘭水族館
皆さんタイトルの【】内の漢字読めましたか!?
(一度,クイズ形式に読めますか!?と投稿したのですが,最初のサムネイル画像に思いっきりボウズギンポと書いてしまっており,正解丸見え状態だったので,読めましたか!?と打ち直している次第です)
そうです。その魚の正体は【ボウズギンポ】です。
漢字のインパクトもさることながら,コロナ自粛が続いている時に室蘭水族館様のTwitterを見ていたらボウズギンポがクラゲをパクッと食べている動画がアップされており『魚がクラゲを食べるのか!?』と驚かされました。
ボウズギンポは深海性のギンポで水深24~800m付近に生息している皆さん大好きシンカイギョです!!
顔には感覚孔と呼ばれる穴(孔)がいくつも空いているのが特徴です。
頭には皮弁などもなくツルっとしているから坊主。
銀宝は江戸時代に使われていた銀貨の丁銀に似ているから呼ばれているそうです。(諸説ありのようです)
さらに!ボウズギンポは成長すると1mほどにまで大きくなる魚ですが,今回展示されているのは20-30cmのかわいい子たちです!
Twitter上では飼育している個体みんながクラゲを好き好んで食べるわけではないとのことでした。
ウミガメがクラゲを食べるのはクラゲに含まれるミネラルを摂取するためと聞いたことがありますがボウズギンポちゃんはなぜクラゲを食べる習性を持っているんでしょうか?
同水族館は北の海の魚だけでなくクラゲでも有名な水族館です。
クラゲの展示にも力を入れられているからこそ試せて,新しい発見に繋がるんですね。
[市立室蘭水族館Twitter URL]
https://twitter.com/muroranaqua/status/1258652571272544256?s=20
[北海道ニュースリンクURL]
http://www.hokkaido-nl.jp/article/16492
室蘭水族館様ではボウズギンポの飼育展示は約20年ぶりとのことです。
国内水族館でも展示されている園館様は少なく,滅多にみれないボウズギンポ。
以前の出張で伺わせていただいた際には展示をされていなかったので早く会ってみたい!!
必見です!!